観劇中の咳について思うこと

わたしがお芝居を見に行く時いちばん心配なのが自分の体調です。咳が出たらどうしようって毎回思うのです。行きの電車では加湿目的でマスクは欠かせないしのど飴も開演直前に口に入れます。なので今まで上演中に咳は出ませんでした。お腹が鳴る音も心配ですがこちらはさすがに舞台までは届かないのでお隣さんごめんなさいって感じです。
こんな話をするのはもちろん幸人パパ役の入江さんのつぶやきへの非難を受けてのことですが。


今回の舞台で実は東京でもかなり咳が聞えて気になりました。3階席で見た時咳が収まらない為に2名の方がそっと中座されたのを見ました。実際その咳が続いているときすごく嫌ではあったのですが席を立たれたのはショックでした。せっかくチケットを(決して安くない金額の)お求めになってお芝居を見ないで出るなんてどんなに残念なことかと心が痛みました。おひとりはまた戻られましたがそうでない方がいました。劇場まで足を運んでいながらもったいないことです。でも心意気は立派です。自分がその立場ならそうするしかないかなとも思うのです。


そして2回目に見に行った時は離れた席なのですごく嫌だとは思わないけど大きな咳をしている方が複数いて役者さんの集中が切れないか心配でした。そういえばごうくんの舞台でここまで気になったのは今回が初めての気がします。どうしてかな?音楽もピアノが鳴る程度で静かなシーンが多いせいでしょうか。入江さんのつぶやきを読んで役者さんもすごく気になるのだとわかって今まで以上に心して行かないとと思いました。