舞台ワンポイントネタバレ

記憶が薄れるのが怖い。始まって最初のあたり?だったか幸人は好きな色について話した気がするんだけど。そして最後にその色に囲まれて大好きな数学の幾何の「証明」をどう考えたか語る長台詞が幸人の魅力全開で圧巻。そのシーンはカーテンコールのあとに用意されてはいるけど、もちろん本編の大事な部分と思うので見ずに帰ってしまう人がいたら大損です。

内容は1回聞いただけではイマイチわからないけど*1大事なのは定理でも数式でもない。それを考えている時幸人は本当に楽しいんだということの表現。楽しくて幸せでたまらない高揚した頭の中を鮮やかに見せる演出なのだから、絶対にそこまでちゃんと見ないで帰ってはいけません。普段の幸人が誰かと話す時の言い方は機械的な抑揚のないものなのにそのシーンの時のリズミカルで感情に溢れた輝きと言ったら!そして舞台上の役者さん達の楽しそうな笑顔にも感謝です!

*1:そんなにむずかしくはない証明だったと思うけど文系の頭には1回だけだと外国語を聞いている気分