SWITCH

感想は、いいないいないいな〜羨ましい。羨まし過ぎる。オカダ〜〜あの距離で五嶋龍の弾くストラディバリウスを聴けたんだ。絶句。ね、ね、がんばって仕事やってきてよかったと思ったでしょ?短かったけどその音を聴いた後オカダ「ちょっと泣きそうになりました。がまんしたけど、テレビだから」って言った。少し涙ぐんでいたのは見えた。テレビの前でだって涙が自然に出るような音でした。だからその前の下世話なお値段の話などは聞きたくなかった。でも慣れているのかその答えがスマートで救われた。五嶋くんは「僕の総合価値より高い」って言ったんです。総合価値って。う〜ん。わかりません。それだけの尊敬を持って常に謙虚に大事に大事に思ってるということですよね。わたし、どっちかというと五嶋くん側からオカダを見ていた。失礼ながらヘタなこと言わないでねって牽制する気持ちもあった。五嶋龍を見たくてこの番組を見ている人のことを気にしないわけにいかないのだ。見てオカダのファンになってくれたらこんなうれしいことはない。

ところで五嶋くんの話で心に残ったのが後半で、(日本で神童と言われていても)成長して海外に出て行ったら「ただのバイオリンを弾くアジア人の子じゃない」という目で見られた。そこから勝負して行くことが大変なんだなと思った。でも前進しているうまくなっているということが一番の喜び、というところ。そしてそれを引きだしたのはオカダの「ジャニーズ事務所にいてお芝居の仕事をする時に他の役者さんの10倍20倍がんばらないと認めてもらえないというのが根底にある」という発言。
ジャニーズということで違う目で見られる。五嶋くんのほうはアジア人ということだけで差別されてしまう。ふたりとも差別をされてよりストイックに努力して自分の力を高めて来たという共通点があるのだ。もちろんごうくんだって舞台の時今でもジャニーズだという目で共演者や芝居好きの観客から見られていること知っているので共感できた。なんでもバネにして強くなれるなら怖いものはない。なってほしい。とひととき本命に思いを馳せた。(できればドラマにごうくん出てほしいな。深夜枠の方がいいんだけど。激情のような感じの)

最後のシーン。いくら誘ってくれてもセッションに乗るのは怖い怖い。心臓に悪いからカメラのない所で楽しんでくださいな。
五嶋くんが聞き役に徹してくれたドラマ撮影スタジオでの前半はワクワクで、クラシック番組収録用のスタジオに移った後半はドキドキだったけどすごくおもしろかった。また来年、はないんだろうけどどこかでまた二人を見たいと思った。