舞台感想 その2 (翌日)
暇な時はずっとお芝居の反芻をしています。忘れないうちに、他の方のネタバレも(早く読みたいです)読む前に書かないと影響受けるの必至だから。いつものことだけど自己中心に解釈された印象なのでそこはあしからず。時間が記憶から綺麗なものだけ残してしまうだろうことは経験でわかっている。だからこそ初めのうちは言いにくいことから先に書きたいと思っているので不快になったらご容赦ください。
先日朝日新聞で見た舞台写真にネタバレだと怒ったけど見て警戒レベルを上げておいて助かりました。でもそれでも足りなかったけどそんな要警戒なものだなんて想像していなかった自分が甘かったです。
(翌日昼の感想)
今回のあの髪型は舞台を見てわかったけど、髭なしで茶髪のかっこいいアイドルスタイルのままだと謎の流れ者ヤン(ソメタニ君の役)のイメージとかぶってしまう。逆に言うとヤン素敵だった〜わたしとしてはむしろ役を交換してあっちをやって欲しかったわん。(わたしのヒトデナシ!)プログラムにあるリハーサルと座談会の写真はすっきり美形な森田さんがたくさんいらっしゃる。素敵ですっ!!!!!!前髪重めのパッツンは19歳の気が優しい男を強調しないといけないということか。*1でもわたしの中ではその髪は滑稽で悲しい芸人さんのイメージなんです。この舞台では超能力を持つ白痴の男(年齢不詳)パキオテのイメージになるのだ。*2なんならその役だってごうくんにやって欲しかった。*3ヤンとパキオテの二人が芝居上手なんだと思うけど目立って良かったしいわゆるオイシイ役だと思った。ごうくんに関しては客観的に見るのは無理なのでうまく書けない。
グロいものを見た時嘔吐するような最初のころのトビーアスにはすごく感情移入できた。その後自分を気に入っている3姉妹の末娘に冷たくあしらうところなんてわたしのイメージど真ん中の彼だった(笑)。末娘とトビーアスごうくんのキスシーン至近でまじまじ拝見。意外と平気だった。トビーとしては仕立屋の娘が好きだったように見えたけど親友の彼女になったので叶わぬ恋ね。哀れ♪←歓迎してる
(翌日夕方の感想)
これだけは言いたいこと。(もう散々言ってる?)事前に読んだネタバレでごうくんは足が悪い役と知っていたので金閣寺の事を思い出して脳内予習していた。足がどうしてそうなったか説明がなかった気がする。群像劇なのでそこは重要でないのなら仕方ないけど。言いたいのは、足を引きずる役では彼の最大の魅力である「軽く素早い動き」を封じてしまう。*41幕が始まってごうくん最初の登場の仕方はネタバレがなかったので大いにあせってしまった。客席通路から出て舞台に向かうとは知らなかったから後ろを振り向くのが遅れたけど、速くは走れないので近づいた時にちゃんと正面から顔が見られた。*5勝手だけどこの時だけは足に感謝した。最初のセリフは弱々しくて、あれ?声大丈夫なのと思ったけどそれは内気な演技で後半に行くにつれ迫力を増して納得だった。