舞台感想  その1 (当日と翌朝)

本日大阪千秋楽。森田さん&ご観覧の皆さまお疲れさまでした〜

書きためた感想などの下書きを自分の記録のために公開します。あまり賛同いただけそうにないです。どなたかの思い出に水を差すようなことになるかもしれません。
そこは個人個人の成育歴やら履歴やらもろもろの・・・年代の違いなども大きいし諸事情あるということであまり責めないでください。


(当日の夜)
まずは席のことから。A列だったので段差がない平面で前に可動席が2列。ラッキーと思いきやごうくんが前に来ても座ったり倒れたりされたら見えない。からだを左右にずらしても全然見えなかった。こんな近いのに見えないという悔しさって言ったらない。ひとつ後ろでも段差で高さのあるB列が最前席の次にいい席だと知ったコクーンデビュー。でもね。だから最後の目をそむけたくなるシーンの顔は見ずに済んだ。倒れたトビーアスの白いシャツ、雨に濡れて肌が透けているのがどんどん真っ赤に血が滲んでいくのだけはよ〜く見えた。顔は苦痛に歪んでいたのだろうか全く知らないで済んだ。


(翌朝の感想)
3幕目の雨、行く前に「生水」「雨にごうくんが濡れる」「前列の人は濡れないよう配られたビニールシートをかぶる」というネタバレは読んでいた。この時期に濡らすなんてひどいと思っていた。肉体にそんな負担をかけて欲しくないから。ジャケットとコートは着ていても大雨に濡れながら、セリフを言うたびに口から白い息と水が出てくるのを近くで心を痛めながら見た。
ただ現実的なことで意外なメリットがわかった。その頃わたしの身体は残虐嫌悪による発熱発汗吐き気との戦いに押され気味。「カーテンコールを見ないでは帰れない」という思いだけで座っていたのであの雨のマイナスイオンで少し楽になったのだった。雨ありがとう。きつかったけど最後まで見ることができてよかった。

カーテンコールは2回だけのあっさりしたもの。おそらく夜公演への配慮だと思った。1日2回って大変。*11回でもわたしは身体的にきつくて拍手もうまくできないほどだったけどリピすると違うんだろうな。(幕間ではDVD化しても買いたくないと思ったし今はちょっとグロ過ぎで発売無理じゃないかと思う。)昨夜は興奮していてなかなか寝付けなかった。いつもは枕に着地して10秒で寝られるわたしなのに!
お子様は見てはいけない。*2更に宗教関係者にも不快感を与えそうなふしがあった。ごうくんの場面はなんだって我慢するし余裕でできるんだけど、出ていないところでそういうのが多いといやです。わたしにはとてもハードな内容のお芝居だったけどごうくんはソノシオン監督作品が好きと言っていたくらいだから抵抗はなかったんだろうな。全然心配しないで見られた。役者として男性として頼もしい限りで心底その点は嬉しく思うのだ。もしそのさんの映画に出たらわたしはどうしよう。一度は見に行くのだろうな。(本当はいやだけど!)

*1:演者さんの休憩時間を減らしたくない。見える限り座っていた人の方が多かった。

*2:エロも下ネタもありな上、グロは沢山あり過ぎ。最後の方のお名前わからないけどすごく声の通る男性のラップの内容もよく聞いてしまったのでかなりダメージ受けてしまった!