DVD鑑賞と感想

買ってよかったです! ありがとうございました。
以下ネタバレ注意&偏向注意です。長いのでお時間のある時によかったら・・・


◆本編15分経過 バーのシーン (チャプター2)
緊張しつつ全身を耳にして聞いていた今年の2月の映画館での自分がよみがえる。
ただあの人に会いたくて。
テレビで見ても画面は暗い。音楽も暗い。わたしにとっては心地よい懐かしさ。
暗い中にも一筋の光が中也だけど、映画の中の葉蔵にとってもそうだったとあとで知れる。
中也がバーに入って来た時点でかなり酔っているんだとわかる。
カウンター席に座って葉蔵に絡む絡む絡む。嫌々付き合う葉蔵。荒れる中也。
最後に連れに背負い投げのように投げられるが痛そうではない。
とにかく生活感がなく寂しそうなのが中也なのだ。
ほんの2分程度の登場だけど映画の最初の緊張シーンで引き締まる。


◆坂井真紀登場・寺島しのぶ登場 しばしゆるりと鑑賞


◆53分経過 古書店のシーン〜 (チャプター5)
「とりわけね。」「道化の役はひとりでいい。」「嫌な思いはさせない。」
ここからトンネルのシーンが終わるまで息もつけないので酸欠注意。
生きたいんだという中也のかなり官能的なシーンは衝撃だった。
急いで息継ぎして続くお寺のシーン。短いけど重要。
59分終了。


◆1時間8分経過・バーで中也が亡くなったことを聞かされ1瞬だけ回想で微笑する中也のカット。


書かないけどもう一つのとっておきの登場シーンが一番好き。さすが!と喝采する。
なんだか華やぎがあってちょっとだけ森田剛に見えるそのシーンの豪華なこと。
映画ならではの空気に満ちている。


特典ディスクにある「製作発表」と「プレミアナイト」もファン冥利に尽きる。
会見や挨拶での顔ぶれを見るとすごい役者さんぞろい。映画出演はそういう経験もできる。
その中にいて短いけど印象的なコメントがきちんと伝えられる剛くんに拍手。
特に「プレミアナイト」では「皆さんこんばんは。森田剛です」と名乗って語り始めた点。
この挨拶でちょっとライヴのMCを思い出して以後安心して見ていられた。
こんな緊張シーンはなかなか見られないので貴重だと思う。メイキングの5人目も素で語っている!


ぜひ次は明るくて夢のある軽い喜劇を見てみたい。ミュージカル映画でもいいけど。
以上まとまらない長文をお読みいただき、どうもありがとうございました。