大河・あの甥の口元をつねりあげて差し上げましょうか

タイトル怖いですか?(笑)をつけてしまうと本気度が薄れるのでこのままで。ってわたし凶暴みたいw
時忠の出番案外ありましたね。本ではざっくり数行で補足説明的な部分を時忠のセリフにしてしまうことって前もあったけどほんとうに有難いことです。おかげで想像よりずっと多くわが殿森田さんの声が聞けました。
まずは、あっ。大人になった。という実感。試練に向かい合うとひとは成長するのですね。もちろん今までのように面白がっていないし楽観すらしていない。声が真面目で真剣でしかも哀しい思いもこもった静かでやさしいトーンで誰もが耳を傾けそうでした。


いい感じ。森田剛の真骨頂で素敵!と心の中で絶賛していたのにまさかのガ・いえ、こどものセリフで水を差されてしまった。時忠が真面目に言ってるって何故わからないのだ? かわいそうな子。猫にでも蹴られて転んじゃえばいいのに!リスク管理を学ばないで跡目なんて継げない。声の主は顔は映らないけどたぶんカタブツの重盛でしょ?あなたに時忠の何がわかるの?と怒ったわたし。先週の放送で初陣からもどって子どもなのに(元服したからいいのかもしれないけど)勝利の祝い酒など飲みながら大叔父のことが気がかりとか言ってた・・・。そもそも頼盛が棟梁に従わなかったのが悪いってわかってるかな?(以下延々とお説教なので省略)


とにかくわたしは声を大にして言いたいのですが、時忠に「いらぬことばかり言わずに」などと諫めていい人は盛国と時子だけ。お願いしますよ。ったく。とプンプンしているうちに身内を斬る場面になってしまった。(結構長く怒っていたらしい)
印象的なのは義朝でした。ここに来て父為義の血を感じてしまってわたしも動揺したし逆に鬼武者(のちの頼朝)を育てた由良さんってすごいと思った。ひとの性格は環境で作られるのか生まれながらに持ったDNAが大きいのか興味深いところです。今までよくわからないでいた頼朝と義経の関係の鍵も今年の大河で多少わかってきました。あと現代ならあり得ない一夫多妻制も家系を絶やさない為のことなんだと改めて思いました。いまなら医学の発達で病死も少ないけど昔は違いますから。時忠が庭で「おまえたちはいまのところ4人兄弟」と清三郎に言っていたことを思い出します。姉時子は今後も何人か子どもを生むだろうと当然のこととして思っていたのですね。時子も棟梁の妻らしくなってきて今後が楽しみです。全員を見守ることはとてもできないのでわたしは時忠、盛国、時子に大注目しつつ、信西、成親、義朝の合計6人にしぼっていますけど他の方もキャラが濃くてどんどん視界に入ってきて、さすが大河だなと思います。