わたしの選択

今回ちょっと調子に乗ってチケット抽選に参加してみた。お茶の間ファンの道を踏み外すところだったけど、もしKAmeで当選したら自分の運を信じてもいいんじゃないかなって考えていた。剛くんが言った「変化したいと思うようになったのがいちばんの変化」じゃないけど、わたしも観劇が似合う世代になっていると思ったから。しかも三島作品だなんて願っても無いことだ。


金閣寺2月14日のバレンタインデーの神奈川最終公演を見に行ける人は「選ばれた人」に違いない。これまでの自分の経歴を考えてみてあくまで主観だけど、案外苦労せずに思い通りになってきた、この流れで観に行けるのかなってなんとなくだけど信じていた。性格は相当楽観的なので落選の日まではちょっと浮き浮き幸せな時間を過ごしていた。


たやすく手に入らない物だからより価値を増すのかもしれない。プラチナチケットの名誉は森田剛の名前に磨きをかけたかな。V6の知名度や人気先行の役者と思われようが関係ない。誰に妬まれようと舞台は日々勉強の場だからオファは受けて立って正解と思う。人を惹きつけることのできるほんの一握りの役者だけにそのオファは来るのだから。いつかはオーディションで主役を射止めて欲しいと思うけど。
森田剛というわたしの選んだひとは15年以上もの間多くのファンの熱い支持を受け続けている。デビュー時の彼はこんなに厚い支持層を長くしっかりと保てるとイメージできていたのだろうか。
万が一だけど、自分が求められているという実感と重責を舞台の主演の時にだけしか感じないのだとしたら・・・わたしは困る。
テレビに映画にもっと出てくれないと。さてさて、お茶の間からどうやってわかってもらおうかな。炬燵で丸くなって考えよう。